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                     「あぶない・いけないルナ先生」のプチ考察          ルナ

 

80年代に月刊少年マガジンにて連載(あぶないシリーズは増刊号連載)一世を風靡した、 いわゆるエロ漫画では無いH漫画。
上村純子著「あぶないルナ先生」&「いけないルナ先生」シリーズ。
                         
勉強嫌い、怠け者、エッチと三拍子揃ったダメ中学生神谷わたるを真っ当にするため、神谷家に下宿する女子大生で
塾講師の葉月ルナが、毎回身体を張った個人授業を展開するセクシーコメディ。(ちなみに、あぶないシリーズでは、塾講師では
無く、わたるの通う学校の数学教師という設定)

このルナ先生の特徴というか、お約束は、わたるがなにかしら不安要素を抱えるたび(例・不精のため、一ヶ月入浴してない)
ルナ先生が。「フロに入らない→フケツでクサい→イジメられる→自殺」という負のドミノ思考におちいり、しまいには
「わたしが先生で母親代わりなんだから、なんとかしなきゃ!」という結論に達し、自らの肉体を駆使してエッチな個人授業に

突入するという、「将来の夢は立派な教師になる」と語った自身の目標から二万光年ほど逆走する展開にある。

ちなみに、その授業内容は多岐にわたり、分数計算や地図記号の暗記、理科実験など、いかにも先生らしいテーマも

多少はあるのだが、それ以外は、入浴時の身体の洗いかた。プロレス技のかけ方。女性下着の着け方。
マッサージのしか た。
赤ちゃんへのおっぱいのやり方などなど。
これは教育では無いといったものが大半を占めていたりする。

さて、このルナ先生シリーズの楽しみのひとつは、絵及び内容の進化がある。あぶない&いけないシリーズ合わせて全25話
(読みきりの元祖あぶない!ルナ先生も加えれば26話)のこの作品は、回を重ねるごとに絵も内容も変化していっている。
漫画が話数を重ねるごとに変化するのは当然だが、それを時間軸としてとらえるのもまた一興。
  

 

まず、「あぶない!ルナ先生」シリーズだが、やはり初期作品だけあって、やや絵も粗く線も太い。しかし、独特の色気は
充分に発揮されており、回を追うごとにそれは洗練されていく。だが、個人的に注目するのは、わたるの性格である。
「いけない」シリーズではどちらかといえば受身のわたるだが、「あぶない」では、エッチなことに対する興味がより顕著で、
個人授業で使った下着を要求したり、脱がせた水着に興奮のあまり頬ずりしたり(先生ドン引きしてたりする)、授業内容を
利用して、ルナ先生の身体を触りまくりの見まくりといった(胸やお尻、OOO)まさに、攻撃的(アグレッシブ)の見本。

サッカー日本代表に求められてるのは、これだと言わせんばかりの積極性である。
ちなみに、わたるはサッカー部(らしい)。話を戻そう。
で、肝心のルナ先生だが、後期の爆発的プロポーションと違い、初期のそれは比較的スレンダーに近い。バストカップも
推定CからD。全体の肉付きもそれほどではない。が。回を重ねるごとにバージョンアップ。色気も格段に増していき、
「いけない」シリーズの頃には、もはや別人の域に達している。
授業内容だが、これは全シリーズ共通しており、わたるの欠点を解決するべく作った問題を自身の肉体を使って教え込み、解消に
導くといったスタイルで、流れとしては、服を脱がせる(あるいは自分で脱ぐ)→胸→お尻→OOOといった展開。
そのドタバタとお色気ぶりが人気を博した「あぶない!ルナ先生」は「いけない!ルナ先生」とタイトルを変え、めでたく
増刊から本誌月刊マガジンへと栄転を遂げるのである。

さて、本誌へと移行したルナ先生シリーズ。世界観自体はさほど変化は無かったが、注目すべきは、当のルナ先生の
「羞恥心の変化」の表現である。
初期の段階では、下着姿をわたるに見られるだけで、「わたるのためだもん。がまんしなきゃ・・・」と、赤面していたおどおど
ルナ先生だが、話数を重ねるごとに大胆になっていき(あるいは感覚が麻痺していき)、最終話の段階では、ディープキスするわ、

胸をさらして乳首を吸わせるわ、M字開脚さらしても「いや〜ん」で済ませるわの横綱級のタフネスさを見せつける。
こう書くと、ただのビッチさんのよーだが、全五巻なので段階をおって変化していく様は見所のひとつなのです。
あとデザインであるが、「あぶない」の頃よりもさらに劇的な進化を遂げており、髪が肩までのセミロングから、お尻まで届く超ロングヘアへ。プロポーションにいたっては、推定CカップからGカップまで爆変。腰まわりも肉感的になり、もはや変身レベル。
泣く子もフリーザ様も黙るクオリティを発揮するのであった。

こうして当時の青少年達のリビドー解消を請け負ってくれたルナ先生シリーズだが、「あぶない!ルナ先生」全一巻
「いけない!ルナ先生」全五巻で幕を閉じる。いわゆる有害図書問題が起きたのは、次作である「1+2=パラダイス」の
最中であった記憶があるので、それが原因の打ち切りではないと思うが、現在の情勢で続編っていうのは、やっぱり
難しいんだろうなぁ・・・・・・。だが、それでも、復活を願う名作のひとつであることは確かなのである。

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