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              「ハートキャッチいずみちゃん」のプチ考察          いずみ    

 

  80年代H漫画の代表作のひとつにして、いまだ根強いファンをもつ作品。遠山光著。月刊少年マガジン連載

  人の心が読める超能力をもった女子高生、原田いずみと、ちょっとエッチな同級生の明智菊丸を中心に展開する、
  ドタバタセクシーコメディ。

  というコンセプトではじまったはずの、この作品だったが。
  回を重ねるごとに、「ちょっとエッチ」な主人公だったはずの菊丸少年が超ド級の変態へと変貌を遂げ、
  いずみの「心を読む」といった設定までもが蜃気楼の如く消え失せる。そして残ったのは怪人と化した菊丸が、
  様々な女性キャラに英知の限りを尽くして悪戯しまくるというカオスワールド。それが「ハートキャッチいずみちゃん」である。
  こう書くとエロゲのようだが、きっちり少年漫画です。


  さて、なにより先に触れたいのは、H漫画界のファンタジスタこと、明智菊丸。この少年の凄まじさは、他のH漫画の
  男キャラが束になってもかなわない攻撃性にある。
  とにかく隙あらば、女性キャラに悪戯を仕掛ける。仕掛けて仕掛けて仕掛けまくる。ときには言葉たくみに。ときには

  アイテムを駆使し。頭脳の及ぶ限りエロ行為を仕掛けていく。昨今の受身な男キャラをあざ笑うかのような
  攻めっぷりである。草食系って何?おいしいの?



  続いて、「ハートキャッチ」の最終防衛線、原田いずみ。

  いずみ 何気にOOOを見られたのは、この子だけだったりする。(相手は菊丸ではないが)
 

  上にも書いた通り、人の心が読める不思議少女として登場した彼女だったが、気がつけば、その能力設定は霞のように消え、
  ただひたすらに菊丸のH攻撃に翻弄されつつも、最後には話を締めるオチ要員と化してしまう。
  初期はヒロインとしては比較的地味な存在だったが、髪形を変えてからは、立派なメインキャラへと変わり、
  菊丸の獲物を最後まで務め続けた。


  次に、いずみの幼なじみ、中野千春。

 千春 数年後は隣のお姉さんキャラが似合いそう。本当いい。すごい好きだなあ。
 

  登場して、いきなり菊丸にひとめ惚れするという天然ゲテ物嗜好少女。惚れた弱みか天然故か。
  菊丸のH攻撃にも基本ノーガードで、大抵の行為は「いや〜ん」で済ませてしまう。もっとも、そのわりには最後のOOOは
  本気で死守しようとする少年誌防壁は忘れない。FAKEが一番好きなキャラ


  次に、アメリカはカリフォールニアからやってきた白人少女、リンダ・マッケンジー。

  リンダ もう少し羞恥心があれば完璧なんだが・・・。でも嫌いになれない不思議。 
  いずみの父親の会社の新年会で菊丸がホスト役を務めた結果、何をどう間違ったか、菊丸を気に入って

  しまい、事あるごとに千春と揉めている。千春と並んでオープンな性格で、トップレスぐらいではガタガタ言わない
  フリーダムガール。ファンの間ではあまり人気は無いが、わりと好きなキャラではある。


  最後に、メインキャラで唯一の成人女性、桂木慶子。

 慶子  我が身のためならセクハラなんて平気なの。だって、腹ぐ・・・。やめよう。
 

  いずみ達の母校の教師で、泣き黒子が色っぽい大人の女性。いずみと並んで菊丸を危険視しているが、トラブルがあると、
  ほぼ確実に
保身にはしる

  意外と黒い性格のため、けっきょく菊丸のいいようにされてしまう。


  以上の五人が「ハートキャッチ」のメインキャラクター。他にも準レギュラーやゲストキャラを加え、毎回セクシーなトラブルが
  起きる、この作品。その魅力は、少年誌らしい「健康的なお色気」にあるだろう。コミックス一巻頃までは普通?の青春ものの
  雰囲気があったが、以降はドタバタH度が急上昇。四巻からは乳首も解禁。毎回毎回、菊丸が女の子達にH攻撃を仕掛け
  続けるだけの話が続くが、その内容に陰惨さは微塵も無く(当たり前だが)、最後までコメディ路線を貫く。
  スレンダーとグラマーの中間のような遠山先生の絵柄がちょうどいいバランスで、今見ても秀逸なのです。
  加えて、「ルナ先生」シリーズなどもそうだが、回を重ねるごとにヒロイン達のセクシーシーンがレベルアップしていくのが
  楽しみのひとつでもある。序盤はせいぜい下着だけだったお色気シーンが、物語後半ではOOO以外はほぼ全開で
  解禁されている。理性派のいずみでさえ、最終回では下着ドロしにきた菊丸に対し「
わたしのパンティーに手をかけた瞬間に

  捕まえてやる」とか言いつつ、胸を丸出しにされ、直接触られても寝たふりを続けるという、なにかが欠けている
 
行動をとる少女になってしまっている。

  原作は全9巻。菊丸が転校していってしまうという終わり方だが、ファンのひとりとしては、ぜひ続編が見たい名作である。
  このご時勢、少年誌では難しいだろうから、どこか青年誌、あるいはネット連載でもいいから描いてくれないだろうか。

  描いてくれないだろうか。
 大事なことだから二回言う。

 

 

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